新型コロナウイルス関連情報-行動制限の一部緩和及びカタール航空の動向について(第35報:5月5日15時現在)

●4日夜、エルドアン大統領は、新型コロナウイルス流行に対する各種行動制限につき、65歳以上及び20歳以下の国民の外出禁止措置の一部緩和、ショッピングモールの再開予定、県外移動禁止の対象県の縮小等につき発表を行いました。
●カタール航空によれば、5月中はイスタンブール-ドーハ間のフライトは再開せず、6月から再開予定との情報があります。
●上記いずれも不透明な部分がありますので、詳細が判明次第改めてお知らせします。

 

 

1 4日夜、エルドアン大統領は、新型コロナウイルス流行に関する各種行動制限につき、以下のとおり一部緩和すること等を発表しました。
発表全文(トルコ語):https://www.tccb.gov.tr/haberler/410/119206/-normal-hayata-donusu-kademe-kademe-baslatacagiz-

(1)65歳以上のグループは週に1日、4時間の徒歩圏内の外出を認める。最初の適用として、5月10日(日)11時-15時に適用される。20歳以下に関しては、2つのグループ(0-14歳及び15-20歳)に分けられ、0-14歳グループは5月13日(水)11時-15時、15-20歳グループは5月15日(金)11時-15時の徒歩圏内での外出を認める。次週の適用については今後の状況を判断しつつ、行われる。
(2)31県で適用されている都市間移動制限は、5月4日夜から7県(アンタルヤ、アイドゥン、エルズルム、ハタイ、マラトヤ、メルスィン、ムーラ)において、終了する。他の24県における都市間移動制限は15日間延長する。
(3)消毒ルール、予約制、収容数半数以下でサービスを提供する条件の下、床屋、美容院等の営業を5月11日に再開できる。保健省、貿易省の指針に従い、ショッピングセンタ-、衣類、靴、鞄等の販売店は5月11日に営業を再開できる。
(4)国際フライトの再開に係る見通しは不明。
(5)今後5月、6月、7月にかけて制限措置を段階的に緩和する。物理的距離の遵守、マスク着用、消毒ルールは緩和プロセスにおける不可欠の条件である。

 

2 カタール航空に確認したところ、現時点では、イスタンブール-ドーハ間のフライトは、5月中の再開は予定していないとのことです。ホームページによれば、6月5日のフライトから予約可能と表示されますが、詳細についてはカタール航空や旅行代理店にご確認ください。
(参考)カタール航空連絡先:https://www.qatarairways.com/tr-tr/worldwide-offices.html

 

3 4日夜、保健省発表によれば、トルコの感染状況等は以下のとおりです。
(1)新規症例数:1,614名(4日の検査数:35,771)
(2)累計症例数:127,659名(総検査数:1,171,138)
(3)新規死亡者数:64名
(4)累計死亡者数:3,461名
(5)累計治癒者数: 68,166名(*4日の治癒者数:5,015)

 

4 今回,一部規制緩和の発表がありましたが、新規感染者数は今も1日あたり1,000人を超えており、新型コロナウイルスの感染リスクは未だに継続しています。
 皆様におかれましては、引き続き外出は最小限に留めていただき、こまめにうがい・手洗いをするなど、感染予防に最大限心がけてください。

 

 

 

 

令和2年5月5日
在イスタンブール日本国総領事館
代表電話:0212-317-4600
FAX :0212-317-4604
メール:[email protected]
○総領事館ホームページ:https://www.istanbul.tr.emb-japan.go.jp/itprtop_ja/ 


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