「2025年旅券(パスポート)」の発給開始等について
昨年9月23日(月)にご案内をいたしましたとおり、本年3月24日(月)から、旅券(パスポート)の偽変造対策を強化するため、顔写真ページにプラスチック基材を用いた「2025年旅券」の発給開始を予定しています。 これにともない、本年3月24日(月)以降は、日本の国立印刷局にて一括して旅券が作成されます。現時点では、当館にて旅券を作成しておりますが、「2025年旅券」の発給開始以降は、当館へご申請をいただくものについても、日本の国立印刷局にて旅券が作成されることになります。なお、「2025年旅券」の発給開始までは、これまでと同様の対応となります。 【「2025年旅券」の発給開始後にご注意いただきたいこと】 ●現在は、当館にて旅券を作成しておりますので、申請を受理後、通常、3労働日以降に作成した旅券をお渡ししております(例:月曜日に申請を受理した場合、木曜日以降のお渡し)。 ●「2025年旅券」の発給開始となる本年3月24日(月)以降は、当館にて申請を受理した後、旅券が日本の国立印刷局にて作成され、作成された旅券は日本から当館まで配送されることとなります。このことから、当館にて申請を受理し、作成された旅券をお渡しするまでに、1ヶ月程度の日数を要することとなりますので、この点を考慮に入れ、早めの旅券の申請をご検討いただくことになります(オンライン在留届(ORRネット)を利用したオンライン申請も窓口申請と同様です)。なお、これまでに旅券を所持したことが無い場合、残存有効期間が1年未満の場合、人定事項に変更(氏や本籍地の変更等)があった場合等に、旅券の申請が可能となります。 ●作成された旅券のお渡しが可能となる日付につきましては、申請時にその予定日付をお伝えし、当館にてお渡しの準備が整った段階で、改めて正確な日付をご連絡する流れとなります。 「2025年旅券」の発給開始後も、現在お持ちの旅券は有効期間まで使用することが可能ですが、この機会に改めて、現在お持ちの旅券の有効期限をご確認ください。 また、渡航先で事故に遭ったり、病気になった場合、日本にいらっしゃるご家族が急遽渡航しなければいけない場面が生じることがあります。この様な場合に備え、日本にいらっしゃるご家族も予め旅券を取得しておくことをお勧めします。 加えて、本年3月24日(月)以降申請受付分より、以下の変更点があります。 ●戸籍謄本の提出が求められる旅券申請(初めての申請、有効期限が満了してからの申請、人定事項に変更がある場合の申請等)において、市町村窓口やマイナポータル上で取得した「戸籍電子証明書提供用識別符号」を、オンライン在留届(ORRネット)を利用したオンライン申請画面上で入力、もしくは、「当該識別符号」を当館領事窓口に提出することで、紙による戸籍謄本の原本の提出が不要となります(「戸籍電子証明書提供用識別符号」に関する情報は、後ほど当館ホームページにてご案内を致します)。 ●令和6年6月に公布された改正旅券法施行令に基づき旅券手数料が改正されます。具体的には、現在10年用旅券手数料は16,000円ですが、オンライン在留届(ORRネット)を利用したオンライン申請の場合15,900円となり(窓口申請の場合は16,300円となります)、また、現在5年用旅券手数料は11,000円ですが、オンライン在留届(ORRネット)を利用したオンライン申請の場合10,900円となります(窓口申請の場合は11,300円となります)。オンライン申請の場合、事前にクレジットカード情報を登録されるとクレジット決済でお支払いいただくことができ、その場合には円建てにて決済が行われることになりますが、現金の場合にはトルコリラでのお支払いとなります。相当するトルコリラの額や上記以外の旅券に関する手数料につきましては、確定次第当館ホームページにてご案内を致します。 (旅券法施行令の一部改訂について) https://www.mofa.go.jp/mofaj/press/release/pressit_000001_00797.html 在イスタンブール日本国総領事館 代表電話: +90(0)212-317-4600 メール: [email protected] ○総領事館ホームページ: https://www.istanbul.tr.emb-japan.go.jp/itprtop_ja/ ○外務省海外安全ホームページ: http://www.anzen.mofa.go.jp